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さだまさし

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大事なことはさだまさしから教わった

投稿者:chaco

初めてさだまさしの曲を聴いたのは小学校2年生の時、「精霊流し」でした。

何だか寂しい雰囲気の曲調は、歌詞の内容もよくわからない子供の私の心にも響くものがありました。

初めていい曲だなと思ったのは「精霊流し」の後に発売された「追伸」でした。

「あなたに借りた鴎外も読み終えていないのに」というフレーズがとても大人っぽく、憧れました。 また大人は失恋すると髪を切るんだ、ということもこの歌詞から知った気がします。

小学校5年生の時、さだまさしファンだった友達からグレープ時代のものからソロになったさだまさしのものまで、全アルバムを借りて聞き込みました。

一気に心奪われました。 私のさだまさしファンの始まりです。 以来35年以上、さだまさしを聴いてきました。

日本の寺院や名所の名前、「飛梅伝説」などの歴史的な話、「東風」と書いて「こち」と読むなどの古語的な言い回しや難しい漢字の読み方、年老いて白髪が生えることを「黒髪に霜のふるまで」と表すような日本語の美しさや難しさ、人の心の機微など、大事なことはさだまさしの歌から教わった、今の私の価値観はさだまさしの歌から成り立っていると言っても過言ではありません。

私にとってはさだましは師匠のような存在、彼の歌は私の人生の指針であり宝物です。 これからもずっと私を導いてくれると思います。